太陽光発電について

太陽光発電にかける思い
高齢化や後継者不足による耕作放棄地の増加、外国産の安い農産物の圧力、多発する異常気象など、私たち農家を取り巻く環境は日ごとに厳しさを増しています。
多くの農家は、補助金や所得補償など国の支援から脱却できないまま、本業への意欲と希望を失い、結果として日本農業の競争力は大きく低下したと感じています。

本来農業は、食料供給のほか、空気の浄化、保水機能などを併せ持つ『人間が生きていくために欠かせない基幹産業』と思っていますが、私は『一歩先行く担い手!』を自負し、美味しくて安心・安全な農産物をお届けすることを永遠のテーマに、様々な取り組みにチャレンジしています。

3.11東北大震災は、環境とエネルギーに対する考え方を大きく変える契機となりました。再生可能なエネルギー開発が叫ばれながら、依然として化石燃料や原発に依存する政策が繰り返され、この国の将来は全く不透明です。私たちはエネルギーの恩恵を最大限に享受するものとして、この問題に正面から向き合い、意識を変えていかなくてはなりません。
今回の太陽光発電は、今の自分にしかできない究極のエコ事業と考え、一大決心をいたしましたが、マスコミ各社の報道や熱心な視察の方々をお迎えし、関心の高さを実感しているところです。
一人の力は小さくとも、賛同する仲間が増え、『電気の地産地消』が普及していけば、きっと大きな力(エネルギー)が生まれていくものと信じています。

今回の発電事業は環境や耕作放棄地の問題だけではなく、農業経営の安定化につながらなくては意味がありません。お天道様頼りの商売であありますが、天気予報に一喜一憂することなく、これからも腰の据わった農業経営にチャレンジしていこうと思います。